2002年販売開始の「日清のどん兵衛だし天茶うどん」は、新茶が流行っていた時節にその人気に乗ろうと開鑿された、“だし”に“天麸羅”と“お茶づけ”を同封たどん兵衛。ほうじ茶のよい匂いとわさびの風味が特徴でしたが、その時は販売品名辞が伝わらず売れなかった店の物です。
そしてこっちもそっちも2002年販売開始の「日清焼そば熱帯U.F.O.」は、タイの屋台で嚥下する“パッタイ風”の甘辛情報提供者焼そば。チキン、ポーク、魚醤を論拠に、ローストナッツや香味野菜などで馥郁とした香りづけした侘びさびの情報提供元ですが、あの頃はその説明になっていない「熱帯」の名から余韻の想像がつかずに売れなかった物品です。
同社は、赤字になる時代を先取りポエムていた3つの販売品を、エスニック花形やだしブーム、タイ料理ブームの今むしろそのために食べて欲しいと、趣きを再発しつつ再発売。他にも、各々の黒世界史を引合せすると言葉を発する自虐的なパッケージになっています。
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